国災といえる 災害に日本は襲われました。
誰もが何かしたいと思ったはず。
しかし震災から1年半、被災者30万人以上の避難者を残した被災地では、数える程度のボランティアしか 見られません。
至る所に、各都道府県に受け入れを拒否されたガレキの山があります。
一つになろうとしていた日本、安全が確認されたガレキを拒否する各地、矛盾があるのではないでしょうか?拒否された被災地の方々は、どう思うでしょうか?
決して、風化させてはいけない。この震災は、国災だということを、いまだにボランティアの手が全く足りていないという現状を受け止めて頂きたく思います。
各種報道で伝えらていましたとおり、東日本大震災でのボランティア数は阪神淡路大震災と比べ低調でした。発災後の2カ月間にボランティアに参加された方は、阪神淡路大震災時の100万人に比べ28万人と大きく出遅れていました。3か月目以降は、阪神淡路大震災を上回り、堅調に推移してきたボランティア数ですが、ここ最近急激にその数をへらしました。宮城県ではピーク時に29,200人/週の方が活動されていましたが、現在はわずか1900人/週です。一日あたりに換算すると271人、この長大な宮城県の沿岸被災地で、ボランティアバス7台分程度の方しか活動していません。
現在でも被災地入りするボランティアは、数える程度です。
この現状は紛れもない事実です。
いかがでしょうか?
私達はこの東日本大震災の被害を風化させてはいけません。
この大被害に、背を向けてはいけません。
できることは、沢山沢山あるのです。