東日本大震災から4年7ヶ月

女川です
今年の2月に訪れてから9ヶ月ぶりの女川町は、立派な駅が建ち、石巻線が開通していました
女川町では、学校、病院、駅、商店の再建は進みましたが、復興住宅はまだ1軒も着工されていないため、仮設住宅から自力で出られるのは若い世帯だけで、高齢者ばかりが仮設団地に残っているそうです
9ヶ月ぶりですが、その間にボランティアが来たのは夏に1団体だけなんですよ、と自治会のかたが話しながら、
女川港であがったばかりのホタテやサンマを、炭火で焼いて、私たちを歓迎してくれました

集会所内では、仮設のおばちゃんたちと久しぶりの再会を喜びながら、一緒にラーメンの準備、ゆで卵をむいたり、ネギを刻んだり、朝からにぎやかです。
「自分で自分を保つために、無理してでも笑顔を作っていたけど、なんかね、もう4年8ヶ月でしょ、5年経つわけだからね、無理しないことにしたっちゃ、だからね~、涙がでちゃうんよ、すぐでちゃうんよ、でも嬉し涙だからいいっちゃね!」と、くしゃくしゃに笑いながら、涙を流すおばあちゃん。
家族や友達を失った悲しみや、息苦しいプレハブの仮設の部屋に身を寄せざるを得ない、出たくても出られない、精神的苦痛で身も心もボロボロです
「仮設住宅はね、2年と思ってたのが、もうじき5年。津波にのまれたのに、助かった命だぁ~!どんなことも耐えられるんよ!」と力強くにぎりしめる手の中に、どれだけの傷や寂しさ、辛さ、悲しみを閉じ込めてきたんだろう、、、
そんなおばあちゃんが、
「また会えて嬉しい~」って、
その言葉だけで胸がいっぱいになってしまいます。

「まだ、被災地に行って、やることあるの?」と、聞かれます
「やること」より「私たちにやれること」を探しています
今回、仲間が炊きだしのラーメンの風避けの看板を作ってくれました
被災地に行けない人たちが協力して作ってくれたそうです
現地に行けなくても気持ちは同じです
何が私たちに出来るのか、出来ることをみつけながら、ライフサポートの活動に参加したいと思います

参加者Yより

 次回炊き出し予定

 次回炊き出し予定は、

 

6月22日 能登半島七尾

7月20日 名古屋路上生活者支援活動

9月28日 能登半島七尾

10月26日 名古屋路上生活支援活動

11月16日 能登半島七尾

12月28日 名古屋路上生活支援活動 

2025年

1月18日 能登半島七尾

2月22日 名古屋路上生活支援活動

3月11日 石巻市

 

  協賛募集

協賛金の振込先は以下になります。

 

りそな銀行

本郷支店 

普通 1820959

名義 

ライフサポート復興を支援する会

 

paypay寄付

ID zeki4545

物資発送先

〒170-0004

東京都豊島区北大塚2-2-10

マンションVIP大塚香川ビル602号 ライフサポート復興を支援する会 宛

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